独身の時にスケッチが好きな友人と奈良の名所をスケッチしました。
私が当時30歳で知人の中でスケッチに付き合ってくれる人はなかな
かいない中、12月の寒い時期にたしか3時間くらいスケッチをしました。
五重塔と池を含む庭が納まるこのアングルを選びました。限られた時
間だったので木々の表現が不十分ですが描きたいところは力をいれま
した。
平成7年12月2日 當麻寺スケッチ
當麻寺hpで調べるとこの庭園は香藕園で “ 東塔を借景とし心字池
を中心とした桃山期の名庭。古くから大和三名園に数えられ、文化庁
の保存指定を受けています。” との事で、今思い返すと、その友人の
お勧めで行ったように思います。
色鉛筆で真剣にスケッチしたのはこの時が初めてかもしれません。
出来栄えに満足し、しばらくして信貴山へ出掛けました。
平成7年12月10日 信貴山スケッチ
現地でスケッチを完成させるにはスケッチをたくさん描いて経験を積ま
ないと今の自分には難しいことがわかりました。
スケッチに付き合ってくれた友人にクリスマスカードとして送ったのが
下のスケッチです。
平成7年秋 法隆寺の紅葉
法隆寺に紅葉を見に行った時の写真をスケッチしたものです。時間は
いくらでもかけることが出来たため描き込みが十分出来て、満足できる
仕上りとなりました。友人の顔が少しマンガチックになってますが・・・。