前回更新の大和ミュージアムの後、“坂の上の雲”のロケ地めぐりとして、入船山記念館へ行きました。
旧東郷家住宅離れ (登録有形文化財)
記念館の門をはいってすぐ左にありました。大和ミュージアムから歩いてきたのでまずここで少し休憩しました。和室二間(8帖と6帖)と広縁で夏場は風と畳が気持ち良さそうで昼寝をしたら最高でしょうね。
旧呉海軍工廠塔時計 (呉市有形文化財)
少し進むと時計台が見えてきます。青々とした緑と石畳が時計台と調和してとてもうつくしい風景でした。娘が“ここでスケッチする”といってスケッチをし始めたので、その姿と共に描きました。
今回娘とは初めて外でスケッチをしました。
入館がPM3:00過ぎ頃であまり時間がなかったので、郷土館を見ずに一番の目的だった旧呉鎮守府司令長官官舎へ移動。
旧呉鎮守府司令長官官舎 (重要文化財)
今までたずさわってきた住宅建築の洋風デザインを見ることができました。今の日本のベースをつくった明治の素晴らしい人たちの時代を“坂の上の雲”とここに来た事で、自分の仕事とつながっていることを実感し心躍る気持ちでした。
・ハーフティンバー (外部に露出させた柱・梁その他構造材をデザインとした様式)
・うろこの形の天然スレート葺き
・内部の明り採りを兼ねたドーマー
・曲線的な屋根の出窓
・1階腰の板張り
・上げ下げ窓とデザインガラス
外部正面だけでも様々な意匠が使われてとてもうつくしい建築でした。
大阪市住吉区でリフォームをしています、晃陽リフォームの渡邉でした。