神戸市西区/ M 様邸
使ってなかった母屋をお客様をお招きするティールームへ
応接間+食堂をLDK+オープンカフェへのリフォーム
ほとんど使っていなかった築40年の母屋は、隣地が1.5m低く土留めの際に建てられていたため、沈下による基礎と外壁のクラックや冬の寒さによる凍て割れによる瓦の傷みでかなり老朽化が進んでいました。
今回メインとなる和室と洋室を一間にしご夫婦で、またお友達を招いて楽しく過ごせる空間へのリフォームと併せて構造・屋根・外壁の修繕工事をしました。
その他、築25年の2階建て増築部のエクステリア、間仕切、水廻りの工事もさせていただきました。
- 築年数
- 平屋築40年、2階建屋築25年
- 構造
- 木造2階建
- 工事内容
- 全面改築
- 床面積
- 約160㎡
ティールーム (母屋)
「外で友達と会うより、ここにお招きすることが多くなった」とおっしゃる、ご自慢の空間。エレガントさの秘密は、もともとの家の構造的特徴を活かしながら、二段階の折り上げにした天井。以前の広縁と部屋との折り上げ部に入れた間接照明、天窓から射し込む光など、ただ明るいだけでないニュアンスがあります。2m30cm高の収納には奥さまのご趣味、フラワーアレンジメントの道具が機能的に収納されています。(Goodリフォーム掲載記事)旧洋室の押入にはミニキッチンを設置し、お茶程度はこの部屋で出来るようにしています。
リビング (2階建て増築部)
昨今はLDKを一つの大きな空間として設計れていますが、以前はM様邸の食堂と応接間の様に来客とプライベートな空間を分けているのが主流でした。
これをいまどきのLDKとするため、開けることのなかった開き戸から二枚引込のガラス戸にしてLDKとしてつながりのある空間にしています。
ウッドデッキと合わせてLDK+オープンカフェとなり気分によっていろんなくつろぎ方ができるようになりました。
屋 根 (母屋)
外 壁 (母屋)