現場見学会にお越しいただいたK様から、“トイレの床が下が
る”とのご相談から現地確認したところ、便器の前に立つと床が抜
けそうなくらい動いていました。建物が古く7・8年前に和式の
トイレから洋式に変えたそうで最近床が下がるようになったそう
です。K様邸は1階にしかトイレがない為、1日で工事を完了させ
ることになりました。
(工事前写真)床のクッションフロアにうっすら影になっている
ところから便器側が大きく下がる状況。
便器を外し床を撤去すると便器の下が湿気た状況でした。
(工事中の写真)床組撤去後
7・8年前の工事で床のタイルと土間を全て撤去し床組したよう
で、床下は換気口も無く地面又は外部から(水漏れはなかった様
子)水・湿気が入り床下地材が吸水して腐ってしまったのではな
いかと考えられます。
(腐朽した床組の木材写真)
1日で仕上げる予定の為、急きょ床下点検口を段取りし後々防腐
防蟻処理などのメンテナンスができるようにしました。
(床下点検用開口と断熱材施工写真)
湿気を防ぐために本来であれば土間コンクリート打設をしたいと
ころですが、1日での工事の為、後に可能性を残して工事完了し
ました。
(工事完了写真)
床下の換気が全くない為、床下の木材表面で結露する可能性もあ
る為、工事後の定期的な点検の必要必要性をご説明し工事を完了
しました。
住吉区でリフォームをしています、晃陽リフォーム渡邉でした。