平成26年12月にオープンした耐震モデルハウスを数回に分けてご紹
介いたします。
もともとは昭和22年築の木造住宅で、正面1階は玄関引き戸と洋室
の窓(一間巾)、2階は一間巾の窓が2か所と壁がなく地震に対し弱い造
りとなっていました。
BEFOR 外観
外壁はヒビが入っていたので躯体の劣化が心配でした。
工事中、外壁のモルタルをはがすと下地の木ずりから浮いた状態で
地震が起こると大きなモルタルが板の状態で落ちる可能性があると判
断し、古いモルタルを剥がして塗り直しをしました。
AFTER 外観
正面1・2階とも両端に耐力壁を新設し耐震補強をしています。ただ耐
震工事をするだけでは面白くないので、住宅メーカーなど今まで養った
デザイン力で間口の狭い正面外観を設計しました。なかなか皆さんに
好評ですよ。
屋根は土葺き瓦で非常に重い建物でした。
阪神淡路大震災で被害が大きかった木造住宅も、この様な土葺き瓦
の屋根でした。耐震を考えるうえで屋根の軽量化は有力な工事と言え
ます。
軽量の屋根材といえばカラーベストや金属屋根が一般的ですがどうし
てもデザインや質感などでご納得いただけないお客様も多いと思いま
す。モデルハウスでは軽量で耐久性が高く、また厚みがありデザインの
良いKEMEW ROOGA 鉄平を採用しました。
ご連絡いただければご案内いたしますのでお気軽にお問い合せ下さ
い。(TEL:06-6697-8482 携帯:080-3847-4016)
住吉区で耐震診断・耐震設計・耐震改修工事に力を入れてリフォーム
をしています、晃陽リフォームの渡邉でした。